なんか楽観的過ぎる気がするんだけどなあ。
不思議なことに、日本のいわゆる“少子化問題”が、この石油消費量の減少というトレンドを生み出している。生活必需品の価格が上がるこの時代、日本はより少ない人々を養うだけでよい。世の中で懸念されている人口問題が、資源不足が予測される将来においてはむしろプラスに作用するということだ。石油価格の上昇に伴って、食料品や他の製品の物価も短期的には上がりはするが、それはさして重要ではない。人口学的な条件から、日本は石油価格上昇の嵐を乗り越えやすいポジションにいるのだ。
確かに少子化は進んでいるけど、その分外国人がどんどん移り住んできている気もするし。
さらに、日本の人口のおよそ半数が、国土全体の2パーセントに過ぎない都市部に集中しており、今後も乗用車を個人が使う必要性は下がり続けるだろう。
都市部への人口集中が今後も続いていくという保証もどこにも無いと思うのだが。
Business Media 誠:英語で読むコラム "Global Perspectives"(日本語版):石油価格の上昇――日本は生き残れるか?